TEL:052-241-2721

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄三丁目6-1栄三丁目ビル(ラシック)11F

名古屋市中区の矯正歯科|自律神経失調症・マウスピース

噛みあわせの症例

上記QRコードよりモバイル専用ページがご覧いただけます。
HOME»  噛みあわせの症例

グラフの方

灰色の歯型の跡は上下の歯がかみ合った圧痕を示します。歯型が表れていないところは上下の歯がまったくかみ合っていない所です。歯に記された赤い印は噛む力(咬合圧)が発揮されている箇所です。そして左右の赤い波形は咬合圧の強さを示しています。

大事なことは決してただ「力が強ければよい」というものではないことです。
犬歯(糸切り歯)から始まり、小臼歯でやや増大し、第一第臼歯(六歳臼歯)で最大となり、その後減少するパターンが理想的とされています。

『一番奥の歯が、一番強いのではない!』

症例1:良い噛みあわせのパターン

前歯から大臼歯までよく噛みあった痕跡が見られます。
さらに前方の歯から後方の歯まで十分に噛む力(咬合圧)が認められます。

この型の特徴は、咬合圧の最大値が一番奥の第二大臼歯(親知らずは除く)ではなく第一大臼歯にあり、さらに犬歯、小臼歯にも十分な力が発揮されていることです。

つまり全ての歯が過不足なく機能し、咬合圧がある部分に集中することのないたいへん上手な「歯の使い方」です。結果として「良い歯並び」が"生涯"維持できると考えられます。

一見したところ「極端な噛合」と噛みあった痕跡、つまり外観上の噛みあわせは、それほど違いは見当たりませんが、見た目ではわからない「噛む」という機能はまったく異なるものであることがご理解頂けたかと思います。

症例2:前歯も使うが、やはり奥歯で主に噛むパターン

この型は主に叢生(そうせい/前歯が乱グイ)に多く見られるタイプです。

横の歯(小臼歯部)にも多少噛む力(咬合圧)が認められますが、やはり一番奥の歯に一番強い力がかかっているのが気になります。これは前歯が噛みにくいために大臼歯を主に使ってしまっているためと考えられます。

生物の宿命として、頻繁に使わない部位は機能が低下することが知られています。歯でいうと噛みにくいところはより噛みにくく、歯並びの悪いところはより悪くなる傾向があります。

したがって、年齢が上がるほど奥歯で噛む傾向がより強くなり、それに反比例して前歯の並びはより悪化し、最悪の場合奥歯が咬合圧に耐え切れず失われてしまう恐れがあります。

症例3:まったく前歯が噛みあわないパターン

この症例は開噛(奥歯だけしか噛みあわない)ですが、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)の一部なども含みます。

奥歯に噛む力(噛合力)が集中し、前歯には痕跡すら見当たりません。

この型の人は噛む習慣(咀嚼習慣)が少なく、その上「咀嚼」(左右の歯で交互に噛みすりつぶすこと)ではなく単純な開閉運動だけで食べ物を噛んでいることが多く、そのため食生活を心掛けても不充分な栄養摂取、偏った栄養バランスになり易く、

さらに単に歯並びだけでなく健康面にも大きな影響を与えるといえます。

症例4:極端な噛みあわせのパターン

この患者さんは「噛んでも噛んだ気がしない」という主訴により来院されました。

上下の歯の噛み跡(圧痕)が、前歯から奥歯まで十分認められることより、きちんと歯は噛みあっていることがわかります。そのため従来の常識からすれば、噛めないことなど「あり得ない」あるいは「気のせい」と片づけられてしまうことでしょう。

しかし検査の結果、噛む力(噛合力)が僅か一本の歯にしか発揮されていないことがわかりました。これでは「噛んだ気」がしなくても当然でしょう。

なおこの患者さんは当初強い頭痛、肩こり、倦怠感などで悩んでいましたが、噛み癖や噛みあわせ治療により徐々に改善がみられました。

Page Top